寝ない息子②
6ヶ月になり、なぜうちの息子は寝ないのか?
このころ、スマホの検索履歴は寝かしつけと離乳食のことばかり。(離乳食も苦労し、食事についてもなお現在悩みの種です。これものちほど詳しく書いていきたいと思います。)
6ヶ月以降から歩き出す1歳ごろまでの1日の流れを覚えているかぎり書いてみます。
朝 5:00 〜夜泣き30分間、ときには1時間グズグズ
6:00〜寝る、息子が。私は家事など
7:00〜運良ければ息子は寝ている
大人は朝食
8:00〜パパ出勤。息子が寝ていれば、家事。 息子にミルク飲ませたり、離乳食を食べさせたり、お世話したり
9:00 〜13:00 散歩、食料の買い出し、離乳食たべさせたり。この間息子は少し眠ったりすることも。日中はわりと落ち着いている。
14:00〜16:00 息子、おやつと昼寝。熟睡するときもあれば、ここでも泣き叫び続けることも。成長するにつれ、泣くよりに。
息子が寝ていれば、食事作り。次の魔のタイムに備えて…
17:00〜19:00 はい、魔のタイム。黄昏泣きタイムですよ。とりあえず抱っこし続けるしかどうしようもない。抱っこしてもダメなときは、心を無に。泣く時間はランダムなので、この時間帯に食事ができればラッキー
19:00〜21:00 息子のグズグズ度合いによりお風呂タイムは変動。パパが帰宅していたらラッキー
21:00〜 息子、ハイテンション。昼間もそうなんですが、頭が覚醒している間は比較的機嫌はいい。夜、覚醒するようで、寝る気配は全くなし。ここから寝かしつけの攻防戦が朝まで。寝室で親子三人で寝ようとするものの、ギャン泣き。やっと寝たかと思ったら、1〜2時間間隔で30分以上泣き続けます。しかも虐待でもされているかのような泣き方。こっちが泣きたい。
これを朝までくり返します。
5:00くらいまでね…
そして、一歳すぎるころは…
寝ない息子 ①
前回書きましたが、新生児期からなかなか寝ません。お口の中が敏感な息子はおっぱい拒否をしており、名ばかりの混合でミルクをがぶ飲みしていました。赤ちゃんはミルクを飲むと、母乳と違いお腹がすきにくい、と聞きました。ですが、すぐに目を覚ましてしまい、まったくこちらが眠れない。いやいや、赤ちゃんて、泣くのが仕事じゃね?と思われるでしょう。
夜泣きじゃなく、夜驚症の赤ちゃんの泣きかたはパネエから!夜、2〜3時間寝るところを1時間おきに起こされるから!1時間だよ?1、時、間っ!子供が寝ている1時間で何ができますかね?あやしてもだめだから!部屋暗くしてもダメだから!オムツ替えとかミルクが欲しいわけでもないから!体調が悪いわけでもないから!
まだ、赤ちゃんだから寝るのが下手なんだ
眠りやすい環境になっていないんだ
他人の育児話を聞いても、ねかしつけが最初は大変って言うし。そう思って、耐えていました。救いは、夫が協力的だったこと。ミルク、オムツ替えはもちろん、交代で抱っこしたり、あやしたり…
手伝う、ではなく、自分の息子だから当然だ、と言う意識でしてくれていました。
夫よ、年とって介護することになってもしっかりお世話するね!と思いましたよ。
育児相談や乳幼児検診で相談しても「成長するとだんだん寝るようになりますよ^_^」と言われ続け、気づくと6ヶ月。
首座り、ハイハイを始め、検診などすべて「普通に」母子手帳の発達の目安通りに身体的なことはクリアしていました。この頃になると、ママ友同士で、育児あるある話や盛り上がったりするものです。ですが、ママ友達に、寝ないことを話しても、寝ない度合いが違いすぎて理解してもらず、内心寂しさを感じていました。
できるだけのことをしてみました。部屋を暗くしてみる、テレビを消して静かな環境を保つ、ミルクを飲むタイミングや、昼寝の時間、外出、夜中のドライブ…
はい、ほとんど効果ありません。
それどころか、もっと酷い状況に…
新生児期ってこんなもん?
うちは自閉症スペクトラムで知的障害のないタイプだから、あまり違和感を感じていませんでした。いや、産後ハイと、不慣れでわからなかっただけかもしれません。
よく自閉の子は、ママにでさえ抱っこされるのを嫌がっていたと聞きますが、うちは抱っこが大好きでした。この頃は乳頭混乱以外、困りごとはなかったのです。うん、新生時期だから、睡眠が不規則で、寝ないでギャン泣きなのは普通だよね!? 新生時期の赤ちゃんてよく寝るっていうけど?息子、あまり寝ませんが?
そう、彼は睡眠障害で夜驚症なのでした…。でも、新米ママはそんな区別がつくはずがない。なんなら赤ちゃんに睡眠障害があるなんて知る由もない…。
その睡眠障害には、その後、数年苦しめられるのでした。(今はだいぶマシになったけど、睡眠障害が完全になくなったわけではない。)
この睡眠障害がどんなに大変か次で語ります。
スペボン誕生、初授乳からやらかすぜ
無料で、身体的にも精神的にも経済的にも負担のない自然妊娠が羨ましいぜと思いながらクリニックに通いました。初の体外受精で奇跡的に妊娠し、陽性判定が出た夜、夫と嬉し泣きをしたのを今でも覚えています。受精卵の写真を見ながら、今、この子がお腹に必死にしがみついて頑張ってるのね、なんて思って、愛しくて嬉しかった。
そして陣痛直前まであったつわりを乗り越えて、待望の我が子、スペボンを出産。何とかひねりだしました。いや、ほんとに。息子は生まれる前から不器用というか運動音痴だったようです。赤ちゃんは体を回転させながら産道から下りるそうです。息子は失敗したようで、肩を中で引っ掛けたようで、医師が産道に腕を突っ込んで位置を直してくれました。その間、痛さで阿鼻叫喚状態。今だから、息子の不器用さを理解していますが、当時は肩引っかかるって、こんなことある〜?と思いましたよ。
なんとか誕生し、感動の母子初対面&カンガルーケアをして、しばしの別室。
一眠りしていよいよ、初授乳をするのですが、その時から、スペボンの個性が出ましたよ。新米ママで授乳のイメージなんて乏しく、とりあえず赤ちゃんはおっぱい大好きとしかイメージをしていませんでした。
いざ、おっぱいを含ませようとすると、まさかのおっぱい拒否!渋い顔してギャン泣き。新米ママだから、やり方が悪いのかと自分を責めましたよ。授乳室には、同日に産まれ、同じく新米ママで初授乳の赤ちゃんはごくごくおっぱいを飲んでますぜ?それが入院中ずっと続き、半泣きになりながら授乳を試み、哺乳瓶でミルクをあげていました。
退院後もおっぱい拒否され、夫と実母以外からはおっぱいあげないの?ミルクだとお金かからない?とか、ママ友からは母乳はいいよー完母にしなよ、だとかプレッシャーをかけられて、だから、あげたいけど母乳飲まないんだってば!!と説明する度にイラッとして、でもそれでも理解されない不毛さに疲れていました。
哺乳瓶で嬉しそうにミルクを飲むのを見て切ない気持ちでした。(ちなみに哺乳瓶にもこだわりがあって、大変でした。何がって、哺乳瓶などもろもろにかかるお金!お出かけの際の荷物量!
ミルクに、お湯を入れる水筒、お水を入れる水筒、哺乳瓶数本を持っていった)
三ヶ月半くらいまで、母乳外来いったり、桶谷式に通ったりしました。でも、ダメだった。哺乳瓶は嬉しそうに飲のに。
三ヶ月半くらいになったある日、離乳食と卒ミのタイミングについて調べ、1才くらいまでと知りました。授乳ってあと数ヶ月なんだ〜一生のことではないか〜。もうミルクのままでいいや、あと一年もないのだから笑顔でミルクをくれるママの方がスペボンも嬉しいよね、と考えました。無理やりおっぱいを口にいれられて泣き叫ぶ息子を見ると、自分のエゴで授乳をしている気がしていたのです。
その日から、堂々とミルク派でいることにして、ミルクの良さをアピールしていました。
今だからスペボンが乳頭混乱をおこしていた理由はスペクトラムの特徴ゆえだと思い当たりますが、当時の私はわからず苦労していました。(下の娘はすんなりおっぱいを嬉しそうに飲んでいたので、そこで初めて授乳の喜びを知りました。)
そしてその特徴ゆえの乳頭混乱は序章に過ぎなかったのです。
※ちょっと毒吐くと、2人いる完母のママ友のお子さん、1人は鉄分不足で鉄剤処方されました。もう1人は、知的障害がありました。完母も完ミも結局障害あったら同じやね。完ミは鉄分不足にならないから逆にいいかも
ここのブログの趣旨みたいなもの〜
はーじめまして、こんちゃー
アラフォーの挨拶にしては軽すぎ〜で失礼しまーす。いやー、リアルでは家族以外には真面目人間と思われているので、ここでは素で行きたいんすよ。だから慣れてくだされ。
早速ですが、ここに辿り着いたということは、自分の子、もしかして自閉症スペクトラムじゃね?発達障害じゃね?と不安になって、ネット検索していたんじゃないでしょうか。
その勘、案外当たってるかもねー
否定して欲しいところだろうけど、してやんねー。だってさ、もし障害抱えているなら早く気づかないと、子供が可哀想だからさ。
で、ここのブログの趣旨は
自閉症スペクトラムだけど、難関大学を出て、なにがしかの道を極めて成功する!
あるいはなにがしかの才能を見つけだして、その道を極めて成功する!
と母がこっそり胸に抱いている野望を現実にするために日々のささやかな息子(プラス娘も)への働きかけと成長課程をリアルタイムで書いていく育児ブログです。
◯カと天才は紙一重って言うじゃん?
世の成功者には意外と発達障害が多いじゃん
→知らない人は天才、発達障害でググってね。
こんなことをリアルで言うと、何訳の分からないことを、無駄なことを、障害があるならそれらしく、って言われたり求められるんじゃん。
だからここに書くのだ。
発達障害児の親のブログにありがちな、成長過程や、これからどうしようという不安だけを書くことはしましぇん。ポジティブにいこうよ。
こんなこと言っているので、反発必須だし、不快に思う人がいるのはもちろんいると思う。
嫌なら読まなきゃいいじゃん、と言うスタンスで行きます。
結構ひどいこと書くので、覚悟してね。
で、しばらくはうちの息子が発達障害だと気づいて、診断をもらうまでの過程を書きまーす。
読むにあたって、家族の紹介
息子→スペボン
現在3才11ヶ月、幼稚園年少
娘→ゆっぴー
現在3ヶ月後半
すでにおしゃべり好き女子
夫
理系。家族といるとおっとり、会社でキレキレ?細い、うらやましい。
追記: 2020年1月現在…息子6歳、娘はもうすぐ2歳半。このブログを書く気マンマンで立ち上げて、放置して、気づいたらこんなに歳月が!
もう、なんかすみません…
書く余裕がなくなっていました…
今は大丈夫です!
というか、記憶が風化しそうなので、書き残さないと…!